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記憶と脳の関係

記憶術は脳を効果的に使うことでできるものなので、記憶と脳はとても深い関係にあると言えるでしょう。脳は体の中枢であり、多くの働きを担っています。脳は神経を司り、生命を維持していく上では絶対に不可欠な臓器なのです。物事を考えたり、人間の感情を支配したりするのも脳の働きによるものです。

脳を大きく分けると大脳、小脳、脳幹の3つに分けられますが、その中で記憶に関わっている部分は大脳です。大脳の中でも記憶と一番深く関わっているのは海馬体と呼ばれる部分で、大脳深部に左右1個ずつ存在します。海馬という名前の通りタツノオトシゴのような形をしています。

病気によって海馬を除去した患者さんが、その後の記憶能力を失ってしまったことから大脳の海馬体には記憶を蓄積させる働きがあると認識されるようになりました。海馬体に記憶した事柄は半永久的に忘れない長期記憶として保存され、深く記憶されていきます。一生忘れることがない家族の名前などは長期記憶です。

長期記憶に対して、一度見たり聞いたりしただけではすぐに忘れてしまうような電話番号などの記憶のことを短期記憶と呼びます。短期記憶は大脳の前頭前皮質と呼ばれる部分で記憶されます。また、恐怖を蘇らせるような記憶は扁桃体と呼ばれる部分に記憶されます。

異常のことから分かるようにそれぞれの記憶の種類によって脳との関連が異なってきます。そして記憶術の多くは海馬体の特徴を活かして行われます。海馬体で記憶すると長期記憶ができるようになり、記憶を深く刻むことが可能になります。